2024/03/26

【現場の声あり】サ高住の夜勤はどう?仕事内容・向いてる人など網羅して解説

介護の知識

サービス付き高齢者住宅(サ高住)は、高齢者が安心して生活できるようにサポートする賃貸住宅です。高齢化の進行で住宅の数は毎年増加している状況であり、サ高住の夜勤への需要が高まっています。

サ高住の夜勤職員は、入居者の安全と快適な生活を守ることが重要な役割です。今回は、サ高住の夜勤に関する疑問を解消し、現場で働いている人の声もお伝えしながら、仕事内容や向いてる人の特徴などを詳しく解説します。

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【予備知識】サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)とは?

サ高住とは、高齢者が自立した生活を送れるように、住宅と生活支援サービスが一体となった住宅です。介護施設ではなく賃貸住宅なので、自立から軽度の介護が必要な高齢者に向いています。

自分で調理ができる人は自炊をしたり、外出への制限がないため自由に外泊できたりと、生活に対する自由度の高いのが特徴です。どのサ高住でも必ずあるサービスは以下の2つです。

  • 安否確認
  • 生活相談

定期的に介護職員が巡回しており、体調不良や転倒など早期に発見が可能です。看護師や介護福祉士など、医療や介護の専門職が常駐しており、体調や生活に関する心配ごとなど相談できます。

買い物や洗濯、居室の掃除などは有料サービスとして受けることが可能です。将来介護が必要になった際には、外部のデイサービスや訪問介護などと契約して介護サービスを利用します。

サ高住の夜勤の仕事内容

サ高住には夜勤職員の設置義務はありませんが、住宅が独自で夜勤職員を置いている場合が多いです。あまり介護の必要ない入居者が多く、介護施設と比べると介護業務は少ない傾向にあります。

サ高住の夜勤には、以下の業務があります。

  • 定期巡回
  • ナースコールの対応
  • 身体介護(必要時)

一つひとつ解説します。

定期巡回

サ高住には、定期的な見守りは定められていますが、頻度は決められていません。日中は2時間に1回、夜間は夜と朝に1回ずつ設定している住宅が多いです。

ナースコールの対応

各居室にはナースコールが設置してあり、コールが鳴れば対応する必要があります。体調の急変や転倒など、状況を判断して救急車を呼ぶなど適切な対応をしなければなりません。

身体介護(必要時)

入居者がサ高住と個別に契約している場合、身体介護の支援をします。夜間のトイレ介助や移乗介助、おむつ交換などを行う必要があります。

サ高住の夜勤の1日の流れを紹介

夜勤の勤務時間は、サ高住によってシフトが異なります。2交代制の場合17時〜翌日9時まで、3交代では0時〜9時などに設定されているケースが多いです。

ここでは、2交代における夜勤業務の1日の流れを紹介します。

<夜勤の1日の流れ>

時間業務一例
17:00出勤・夕食の準備
19:00下膳など食事の片づけ
21:00定期巡回、消灯
22:00~5:00仮眠
5:00定期巡回
6:00朝食の準備
8:00下膳など食事の片づけ
9:00引き継ぎ・退勤

筆者がケアマネジャーのときに出入りしていたサ高住の介護職員は、以前、特別養護老人ホームで働いていたそうです。夜勤は身体介護が多くて大変だったけれど、サ高住では、介護度の重い入居者が少ないから身体的負担は軽いと言っていました。

サ高住の夜勤で働くメリット・デメリット

サ高住の夜勤で働く場合、収入の増加や日中の自由時間の確保などメリットがあります。デメリットとしては、生活リズムが乱れたり体調管理が難しいなどさまざまです。詳しく解説します。

メリット

サ高住の夜勤で働くメリットはいくつかあります。夜勤手当などにより高収入が得られるという点は大きなメリットです。多く稼ぎたい人にとって、夜勤は魅力的な仕事でしょう。

介護施設と異なり介護の必要な入居者は少ないため、体力の消耗も少ないです。腰が痛くて身体介護が難しい方にもおすすめです。

日中は自由に使える時間が確保できます。夜勤前や夜勤明けは、プライベートな時間に当てられます。家事や趣味など、日中の時間を有効活用できるのは、仕事とプライベートを両立させるポイントになるでしょう。

デメリット

サ高住の夜勤にはデメリットもあります。日勤と夜勤を両方行っている場合、不規則な生活リズムが避けられない状況です。夜勤明けは睡眠をとる必要があり、一般的な生活リズムとずれてしまいます。交代勤務を長期間続けていると、身体的や精神的に大きな負担がかかってくるでしょう。

サ高住の夜勤では入居者の緊急時には適切な対応が求められます。入居者の生命にかかわるような事態なら、プレッシャーもかかるはず。夜勤職員が一人の場合、自分自身で対処しなければならず、常に緊張している状態になります。

【仕事がきつい?】サ高住の夜勤(専従)が向いてる人

【仕事がきつい?】サ高住の夜勤(専従)が向いてる人

夜勤専従とは、昼夜の勤務を切り替えるのではなく、夜勤のみ担当する職員を指します。以下の人はサ高住の夜勤専従が向いてると言えるでしょう。

  • 給料を多くもらいたい人
  • 生活リズムを崩したくない人
  • 責任感が強く、冷静に判断できる人

一つひとつ解説します。

給料を多くもらいたい人

夜勤専従の場合、勤務ごとに夜勤手当が付くため、手取り額は確実に増えます。経済的にゆとりが欲しい人には、サ高住の夜勤専従はおすすめの働き方と言えるでしょう。

生活リズムを崩したくない人

シフト勤務の場合はさまざまな勤務時間で働くため、生活リズムが崩れやすくなり、しっかりとした体調管理が求められます。夜勤専従であれば夜勤しか行わないため、日中に寝て夜間は働くという生活リズムです。昼夜逆転になりますが、生活リズムを崩したくない人には向いてると言えます。

筆者の友人の場合、サ高住の夜勤専従で働いており、日中は副業の時間に充てています。介護職で収入を確保しながら、生活リズムを崩さずに副業ができていると言っていました。

責任感が強く、冷静に判断できる人

サ高住の夜勤の場合、一人で勤務することも多いです。入居者の体調不良などの緊急時は、自分で判断し対処する必要があります。しっかりと責任を持ち、冷静に判断できる人が向いてると言えるでしょう。

サ高住の夜勤(専従)に転職するならホップがおすすめ

サ高住の夜勤(専従)に転職するならホップがおすすめ

サ高住の夜勤の仕事内容や1日の流れ、メリットやデメリットを紹介してきました。「サ高住の夜勤専従に興味がある」「サ高住の夜勤ならプライベートと両立できる」と思っている人もいるはずです。

介護派遣の「ホップ」は、介護派遣のための転職サポートをしています。サ高住の夜勤をやってみたいけれど、どのように転職活動をしていいのかわからない人も多いでしょう。ホップなら、専任の担当者が転職に関する不安や疑問について解決しながら、理想の職場を見つけるお手伝いをします。

「それほど転職を急いでいるわけではない」「まだ転職を考えているだけ」という人でも、お気軽にご連絡ください。

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サ高住の夜勤は身体の負担を少なくして稼ぎたい人におすすめ

サ高住は、介護施設と異なり介護に手のかからない高齢者が多く入居しています。介助量も少なく、介護施設と比べると介護職員の身体的負担も大きくありません。夜勤は身体介護をするケースは少なく、仮眠がとれる場合もあり、働きやすい環境と言えます。

介護職で給料を多くもらいたい場合は、サ高住の夜勤という選択肢も転職先に含めてみてはいかがでしょうか。

もし転職を考えるなら、介護派遣のホップにご相談ください。サ高住の夜勤も含めて、あなたに最適な職場探しを全力でサポートします。

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著者情報 / 監修者情報

長谷部宏依(はせべひろえ)
介護職員として介護老人保健施設に入職。 その後介護福祉士を取得し訪問介護や訪問入浴、デイサービスで働く。 ケアマネジャーは20年の実績があり、100名以上の高齢者を担当。 認認介護や老老介護、介護拒否など困難事例も多く経験。 現在はWebライターとして介護記事を中心に執筆している。

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