「転職する際に職務経歴書を求められたけど、書き方がわからない…。」
「職務経歴書の具体例を見たい」
このようにお考えではありませんか。
職務経歴書とは、今までの経験やスキルを明示する書類を指し、転職などで自分自身のアピール時に使用します。正しく記載すればアピールにつながりますが、書き方がわからないと感じる方が多いのも事実です。
そこで本記事では、下記の内容を紹介します。
- 介護職の職務経歴書のサンプル
- 介護職の職務経歴書の基本事項
- 介護職の職務、経歴書の書き方
職務経歴書を丁寧に作成することで相手の目に留まりやすくなるため、採用の可能性が高まります。採用担当者に「採用したい」と思ってもらえるような職務経歴書を作成したい方は、ぜひお読みください。
介護人材サービスホップでは、業界経験の豊富なコーディネーターが転職をサポートします。コーディネーターがヒアリングしながら履歴書や職務経歴書を作成するので、自信がないとお悩みの方はぜひ一度相談してみてください。
また、介護職の転職は、転職サイトの複数登録をおこなうことでより良い環境を目指せる可能性が高まります。下記の記事で詳しく解説しているので、まだ1つしか転職サイトに登録していない方はぜひ参考にしてみてください。
【見本】介護職の職務経歴書のテンプレート
「テンプレートと用意されているサンプルを見てみたい」と感じる方も多いと思いますので、介護職の職務経歴書のサンプルを用意しました。すぐに使用できるWordファイルを用意したので、ダウンロードのうえ、ご活用ください。
介護職の職務経歴書の基本事項
職務経歴書で使われる形式には「編年式」「逆編年式」「キャリア式」の3つがあり、それぞれの特徴は下記のとおりです。
- 編年式:古い勤務先から時系列順にまとめる方式
- 逆編年式:新しい勤務先から、さかのぼってまとめる方式
- キャリア式:過去の経験を職種ごとにまとめる方式
職務経歴書を書く際は、施設名や資格は通称ではなく、正式名称を書きましょう。
用紙サイズに決まりはなく、A4やB5で2枚以内に収めるのが一般的で、手書きで書いてもPCを使っても問題ありません。
手書きで書く場合は、黒のボールペンを使い、丁寧な字で書くように心がけましょう。PCを使う場合は、フォーマットを使って作成するのがおすすめです。
介護職の職務経歴書の書き方を紹介
職務経歴書では、複数の項目を書く必要があります。とくに書くことの多い、下記2つの書き方を紹介します。
- 職務経歴欄
- 自己PR欄
採用に直接影響するため、ポイントを押さえておきましょう。
職務経歴欄
職務経歴欄では、今までの経験を簡潔に記載します。おもに下記の項目を記載しましょう。
- 勤務年数
- 勤務先の情報
- 職種
- 雇用形態
- 職務内容
勤務年数では、その勤務先で働いていた期間を記載します。現在働いていない場合は「〜○年○月」、現在も働いている場合は「〜現在」、退職が決まっている場合は「〜○年○月(退職予定)」と書きましょう。
勤務先の情報を書く際は、できる限り正確に記載します。資本金や売上高などがわからない場合は、記載しないこともあります。勤務先名は略称を避け、「株式会社」や「社会福祉法人」など正式名称を書きましょう。
職種では「ケアマネジャー」や「介護職」など、自分が働いてきた職種を記載します。
雇用形態は、正社員やパートなどどのような働き方をしていたか記載します。正社員でなくても、しっかりと記載しましょう。
職務内容は採用担当者がすぐイメージできるように、具体的な内容を書くのがおすすめです。わかりやすい表現で、その業務を通じて得たことをまとめましょう。ただし、文章が長すぎると意味が伝わりにくくなったり、そもそも読んでもらえなくなったりするため、適度な長さにすることが重要です。
自己PR欄
自己PR欄は「採用担当者へ自分のアピール」が主な目的です。できることや強みだけではなく、仕事に対する熱意を伝えましょう。
これまでの職務経験を振り返って、自分の強みやアピールポイントをできる限り具体的に記載します。何を書けばいいか悩む場合は、下記のポイントを参考にしてください。
- これまで介護職で培った経験やスキル(介護職以外でも、関連する内容はOK)
- 自分の強みやアピールポイント
- やりたいことやキャリアプラン
何ができるかや何が得意かを書くだけではなく、「どのように企業や施設に貢献できるか」までを伝えましょう。仕事以外にも人生の経験を活かしたPRを記載できると良い印象を与えられます。
採用担当者は「その人を採用して事業にどう影響するのか」を重視して採用を決めています。
介護職の職務経歴書に関するQ&A
介護職の職務経歴書に関する「よくある質問」を3つ紹介します。
- 転職の回数が多い場合はどう書けば良い?
- 介護業界で転職した方が良いサインは?
- 履歴書と職務経歴書 どちらも必要?
具体的に紹介するので、気になる方はしっかりと確認してください。
転職の回数が多い場合はどう書けば良い?
転職回数が多い場合でも、職務経歴書にはすべての職歴を記載するのが一般的です。介護士は転職回数が多くなる傾向にあるため、それを恥じる必要はありません。転職回数の多さを「豊富な経験」と捉え、強みをアピールしましょう。
職歴が多くて職務経歴書に収まらない場合は、介護に関係する職歴は丁寧に記載し、古い職歴や介護に関係しない職歴は簡素にするといった工夫が重要です。
転職回数が多くても働ける施設を探すなら、転職サイトの複数登録がおすすめです。下記の記事で詳しく解説しているので、まだ1つしか転職サイトに登録していない方はぜひ参考にしてみてください。
介護業界で転職した方が良いサインは?
介護業界に限ったものではありませんが、身体的・精神的な不調を感じた場合は、転職を考えるサインといえます。介護職は利用者の日常的な世話をしたり、場合によっては夜勤をしたりと大変な業務です。不調が発生してもおかしくありません。
無理をして仕事をしても、自分がつらいばかりではなく、同僚や利用者に迷惑をかける恐れがあります。不調の原因が仕事のみとは言い切れませんが、少しでも思い当たる場合は、立ち止まって不調の原因を考えてみましょう。
履歴書と職務経歴書 どちらも必要?
履歴書と職務経歴書は、必ずしも両方必要とするわけではありません。事業所によっては履歴書のみで良い場合もあります。ただし、提出書類に職務経歴書が含まれている場合は必ず提出しなければなりません。
履歴書の役割は経歴を示すものであるのに対し、職務経歴書は習得しているスキルや強みを具体的に確認できる書類です。職務経歴書は書き慣れていない場合が多いですが、自分の強みを積極的にアピールするためにも履歴書とセットで用意するのが望ましいです。
休職期間がある場合はどう書けば良い?
「空欄ができちゃうな…。どうしよう…。」
と悩む方もいるでしょう。
実は、空白期間があっても、職務経歴書に記載する必要はありません。働いていた期間のみを記載すれば大丈夫です。
他の業界と比べて、介護士は子育てや出産などを経ていわゆる「ブランク」がある方が多く応募します。したがって、空白期間が必ずしもマイナスになることはありません。
とはいえ、面接時には「その空白期間で何をしていましたか?」と聞かれる可能性はかなり高いので、答えられる準備をしておきましょう。
介護職で転職するなら「介護派遣のホップ」がおすすめ
「転職はしたいけど、履歴書も職務経歴書も自分で作るのが大変……」と感じている方も多いでしょう。このような方には、作成を手伝ってくれる介護派遣の利用がおすすめです。
たとえば、介護人材サービスのホップなら履歴書が不要なうえ、職務経歴書を一緒に作成してくれます。介護資格を持った経験豊富なコーディネーターが転職を支援し、仕事探しだけではなく転職後のサポートも可能です。
ほかにも、ホップには下記の特徴があります。
- 現金に還元できるポイント制度
- 時給が上がるランクアップ制度
- 無料で通信サービスを利用可能
ポイント制度やランクアップ制度で、正社員におけるボーナスや昇給に匹敵する待遇を得られます。勤務時間に応じて得られるポイントは、1ポイント1円として現金に還元可能です。ポイントは永久不滅なので、困ったときに利用するなど柔軟な使い方ができます。
履歴書や職務経歴書の作り方に悩んでいる方は、ぜひ一度ご相談ください。
職務経歴書を作成して強みをしっかりアピールしよう
職務経歴書は履歴書と比べて書く機会は少ないですが、自分の強みをアピールできる重要な書類です。履歴書だけでは判断できないスキルや業務の実績などを確認できるため、わかりやすく具体的に書くことが求められます。
自分に何ができ、採用先へどのように貢献できるか明確に記載しましょう。
介護人材サービスホップでは、介護資格を持った経験豊富なコーディネーターがお仕事探しから就業中のサポートまで実施しています。